Cast
立原寛也 <Tomoya Tachihara>team
――as 不破(ふわ)ウシオ
『國家解体』され日本の統治下外に置かれた旧都・TOKYO出身の青年。主人公。
昔から剣術が得意だがTOKYOでは日本人の就職は徐々に難しくなってきており、
職を求めて京都に流れてきた。実直で誠実、とても「いいヤツ」。
終戦記念日の式典で偶然にも大瑠璃陛下を助けたことから
大瑠璃陛下直属の特別皇宮護衛官に任命されるが、
それがきっかけとなりアノハと共に皇宮の泥沼の抗争に巻き込まれていく。
TOKYOと京都の文化や価値観の違いに戸惑うことも多く、気苦労が絶えない。
シミズアスナ <Asuna Shimizu>
(レティクル東京座)
team
――as 安倍(あべ)アノハ
天皇陛下に代々仕える皇宮陰陽師の末裔。もう一人の主人公。
星をよみ解き、全ての災厄から大瑠璃陛下を護ることが自分の存在意義だと思っている。
ミステリアスで悪戯好きな性格で、
浮世離れした雰囲気と行動でよくウシオを困らせる。
『式神』と呼ばれる強力な鬼神を使役したり『星』をよみ解くための『霊力』と呼ばれる不可思議なチカラを
その身に代々宿しているが、そのチカラは代を重ねるごとに弱まってしまっている。
『十二天将(じゅうにてんしょう)』と呼ばれる十二体の式神と契約しているが、
アノハの霊力で現在この世に顕現できるのは二体だけである。
ウシオの相棒となり、共に大瑠璃陛下を護るため尽力する。
中三川雄介 <Yusuke Nakamigawa>
(レティクル東京座)
team
――as 大瑠璃(おおるり)陛下
『國家解体』された日本を治める天皇陛下。
首都・京都を現人神(あらひとがみ)の加護で包みこんでいるとされている。
斜陽の時代を迎える天皇家をその身に背負う一方で、
本人は心優しくも強かな性格をしており、逆境を前にしても常に不敵に微笑んでいる。
黙っていれば儚げな雰囲気だが、喋ると自由奔放で型破り、ギャップがある。
天皇家の威信復活のための転機を探しており、
ウシオが現れたことで「天・地・人」全ての駒が揃ったとし静かに闘志を燃やす。
大瑠璃を操り人形のように扱おうとする皇宮関係者に抗っており、
國の最高権力者でありながら危うい立場に居る。
髙木聡一朗 <Soichiro Takaki>
team
――as 朱鷺(しゅろ)皇子
大瑠璃陛下の弟君。
抑圧された皇宮での生活のせいで子供っぽく嫉妬深い性格で、
価値観がねじ曲がっている。
宗教都市も、それを統治する兄の大瑠璃も、
皇宮で自分たちを束縛する人々のことも大嫌い。
元来の破滅願望から統制された宗教都市を破壊し
全てを無にしようとしている危険思想の持ち主。
坂本真一 <Shinichi Sakamoto>
team
――as 蘆屋(あしや)ホクト
皇宮に所属せずフリーで活動する民間陰陽師。
「金さえ貰えば大抵のことはやる」というのが信条。
淑やかな見た目と性格を貫いているが、
実際は金にがめつく物事をシビアに考えている。
今現在は朱鷺に秘密裏に雇われている。
『十二悪鬼(じゅうにあっき)』と呼ばれる十二体の式神と契約しているが、
代々弱まってしまったホクトの霊力で今現在この世に顕現できるのは二体だけである。
雨宮慎太朗 <Shintaro Amemiya>
(レティクル東京座)
team
――as 白虎(びゃっこ)
アノハが使役する『式神』。
美しい白い虎のような姿をしている。
安倍家が代々契約している『十二天将(じゅうにてんしょう)』と呼ばれる十二体の式神のうちの一体。
誉れ高き獣の王とされ、西方の守護神とも言われている。
とても血の気が多く暴力的。六合と共にアノハを守っている。
古俣晨 <Shin Komata>
(レティクル東京座)
team
――as 六合(りくごう)
アノハが使役する『式神』。
たおやかな樹木のような姿をしている。
安倍家が代々契約している『十二天将(じゅうにてんしょう)』と呼ばれる十二体の式神のうちの一体。
調和や信用を司り、規律や模範を重んじている。
白虎の乱暴っぷりに辟易としつつも、共にアノハを守っている。
星秀美 <Hidemi Hoshi>
(レティクル東京座)
team
――as 酒呑童子(しゅてんどうじ)
ホクトが使役する『式神』。
艶やかな鬼のような姿をしている。
蘆屋家が代々契約している『十二悪鬼(じゅうにあっき)』と呼ばれる十二体の式神のうちの一体。
悪行の限りを尽くした鬼人とも言われている。
掴み所のない性格。大天狗と共にホクトを守っている。
山本沙和 <Sawa Yamamoto>
(レティクル東京座)
team
――as 大天狗(だいてんぐ)
ホクトが使役する『式神』。
厳かな天狗のような姿をしている。
蘆屋家が代々契約している『十二悪鬼(じゅうにあっき)』と呼ばれる十二体の式神のうちの一体。
強力な神通力を持つと言われている。
非常に高慢な性格。酒呑童子と共にホクトを守っている。
青海アキ <Aki Oumi>
(レティクル東京座)
team
――as 野ばら
ウシオが京都に入洛する際に、
京都を閉ざす『廻春・羅生門(かいしゅん・らしょうもん)』の門番をしていた人物。
どうやら日雇労働者のようで、ある時は門番・ある時は清掃員…といったように
ウシオの行く先々で別の仕事をしながらウシオを迎え入れる不可思議な存在。
齋藤かずえ <Kazue Saito>
team
福井清香 <Kiyoka Fukui>
team
――as なでしこ
大瑠璃陛下に仕える侍女。名家出身。
少女だが非常にしっかり者で、大瑠璃陛下の身の周りの世話全般をこなしつつも
アノハやウシオのサポートもしてくれる。
大瑠璃が皇宮で信頼する数少ない人材。
天皇家の威信が復活した日本が来ることを夢見ている。
ウシオやアノハにとっても無くてはならない存在。
有栖川姫子 <Himeco Alicegawa>
team
しんたにもも子 <Momoko Shintani>
team
――as セツ
大瑠璃陛下の恋人。民間出身。
名門女子大に通う現役女子大生。
大瑠璃とは大學のインカレサークルで知り合った。
さっぱりとした性格で、大瑠璃に対しても陛下としてではなく
普通の人間のように接する。
皇宮関係者からは大瑠璃と似ている型破りな性格を疎まれ
交際を大反対されており、
それがさらに皇宮内の争いを煽る一因にもなっている。
村田諒人 <Makoto Murata>
team
藤波想平 <Sohei Fujinami>
team
――as 三の葉(みつのは)
朱鷺に仕える侍従。
京都の貧民街出身だが、元来の賢さと努力で皇宮で働く身となる。
暴走気味の朱鷺を窘めつつも、朱鷺の生まれついての状況に同情し
朱鷺の全てを受け止め、朱鷺に従い続けている。
宗教都市の脆さと日本の行く末を静かに憂えているため
その全てを無にしようとする朱鷺にある種の救いを見出している。
笹井雄吾 <Yugo Sasai>
team
久木田かな子 <Kanako Kukita>
team
――as トガノ
先代陛下の時代より天皇一族を「神」とした宗教都市の基盤を作った皇宮司祭。
笑顔の絶えない穏やかな人物だが、
天皇家を宗教都市の名の下に束縛しようとしている張本人であり、
大瑠璃陛下からの信頼度は低い。
組織図上では一応アノハの上司にあたるが、旧体制である陰陽師制度や
『霊力』に縋る陰陽師を「よくわからない存在」と良く思っておらず
アノハとはお互いにどこか険悪な関係。
宗教と政治の融合を掲げている。
佐藤誠純 <Masumi Sato>
team
三本木大輔 <Daisuke Sambongi>
team
――as レキ
孤児だったところをトガノに拾われ、
聖職者見習いとしてトガノに仕えている。
おとなしい性格で、人と喋るのが苦手。
トガノに絶対的な忠誠を誓っている。
林弦太 <Genta Hayashi>
team
安部昂希 <Koki Abe>
team
――as 山科(やましな)皇宮護衛官長
天皇家を護る皇宮護衛官のトップ。
非常に厳格な性格で、威圧的。
皇宮護衛官としての誇りは持っているが、
天皇家への想いは特に頂いておらず淡々と業務をこなしている。
突然大瑠璃陛下直属の特別皇宮護衛官に任命されたウシオをよく思っておらず、
また自由気ままな大瑠璃陛下のこともよくは思っていない。
立場上は大瑠璃陛下の「計らい」で一応ウシオの上司にあたるが、それも気に障っている。
トガノと業務上は協力関係にあり、天皇家の束縛を目的としている。
木内海美 <Ami Kiuchi>
team
池上明杜 <Akito Ikegami>
team
――as 五条(ごじょう)シズク
山科の部下の皇宮護衛官。
名家の出身で、武術に優れている。
クールな性格であまり感情を表に出さない。
ウシオの同僚として、共に皇宮で務めることになる。
織乃靖羅 <Sella Orino>
team
近藤大稀 <Daiki Kondou>
team
――as 鹿城(かしろ)サク
終戦記念日の日、突如として錯乱し大瑠璃陛下に刃を向けてしまった元・皇宮護衛官。
今は牢屋に囚われており、毎日涙を流しながら過ごしている。
元来臆病でおどおどした性格の青年であったが、同時に優しい心の持ち主だった。
優梨 <Yu-ri>
team
花梨 <Karin>
team
――as きらら皇女(こうじょ)
大瑠璃陛下と朱鷺皇子の遠戚にあたる皇女。強気な性格。
天皇家の血を受け継ぐ数少ない女性の一人で、
皇宮内ではきららと婚姻関係を結ぶ者こそ真の天皇といった動きがある。
本人もそれを理解しており、基本的に上から目線で自分が一番大好き。
故に大瑠璃と朱鷺どちらからもウザがられているが
きららはどちらに対しても恋愛感情がないので、全く意に介していない。
自分に与えられた皇女という立場を最も大切に考えており
また皇宮関係者から政治の道具として優遇されているのも理解しているため
大瑠璃や朱鷺に対してむしろ上から目線に接している。
美友 <Miyu>
team
西連寺亜希 <Aki Sairenji>
team
――as 美琴(みこと)
きららに仕える双子侍女。どちらが姉なのか曖昧。
きららの隣で、可愛らしい声と愛らしい振る舞いでお喋りに興じるのが仕事。
お茶目な性格で、よく人をからかって遊んでいる。
皇宮を愛らしく歩き廻るチャーミングな存在。
美坂まりえ <Marie Misaka>
team
三和万亜子 <Maako Miwa>
team
――as 美鈴(みすず)
きららに仕える双子侍女。どちらが妹なのか曖昧。
きららの隣で、可愛らしい声と愛らしい振る舞いでお喋りに興じるのが仕事。
お茶目な性格で、よく人をからかって遊んでいる。
皇宮を愛らしく歩き廻るチャーミングな存在。
鳥井響 <Hibiki Torii>
team
安曇真実 <Mami Asumi>
team
――as はつね
皇居周辺を清掃する掃除婦の少女。
貧しいながらも粛々と過ごしている。天真爛漫な性格。
皇宮に務めるウシオと毎日顔を合わせているうちに仲良くなり、
仕事で心をすり減らしていくウシオにとって癒しの存在となる。
楊木賀央里 <Kaori Yanagi>
team
窪田ゆうり <Youri Kubota>
team
――as こはる
はつねの姉。病弱で働きに出ることが出来ない。
穏やかな性格で、常に優しく微笑んでいる薄幸の佳人。
はつねと共に日々を静かに過ごしている。
片山歩美 <Ayumi Katayama>
team
三森あかね <Akane Mimori>
team
――as 聖蘭(せいらん)
元・名家出身の女性だが、欲望渦巻く皇宮と日本の「神」に疑問を感じ
家名を捨て、自らが信じる新しい「神」の概念を民衆に広めて
苦しむ人々を救おうとしている民間宗教家。
寛容に見えて我が強い性格。
聖蘭が信じる「神」とは人間が担うものではなく「天上の存在」で、
暗に大瑠璃陛下の存在を否定している。
トガノとは旧知の仲で、宗教観の違いから互いに牽制し合っている。
井手かおり <Kaori Ide>
team
長友美聡 <Misato Nagatomo>
team
――as チガヤ
聖蘭の教えに感銘を受け、聖蘭に付き従う信奉者。
貧民街出身の孤児で、聖蘭が説く「目に見えない天上の存在」を強く信じている。
自分と似た立場だが自分とは違い皇宮関係者に拾われたレキに対して
複雑な感情を抱いている。
小林聖尚 <Kiyotaka Kobayashi>
team
小川恭平 <Kyouhei Ogawa>
team
――as 片喰(かたばみ)
宗教都市や日本の在り方に疑問を抱き、
影ながらに民衆を相手に異を唱える學生運動家。
大瑠璃陛下の出身大學に通っている。
インテリ、且つ時々暴走しやすいが情熱的な性格で、
學生運動家からの人望も厚いリーダー的存在。
表立っての活動をすると國家に目をつけられる為、
普段は貧民の救済ボランティアを行いながら民衆の心を動かそうとしている。
『國家解体』されてから閉ざされ続けている京都の門の開放を望んでいる。
比良恭子 <Kyouko Hira>
team
鹿島田織恵 <Orie Kashimada>
team
――as サギリ
片喰の後輩・部下の學生運動家。
片喰と同じ大學に通っている。
冷静沈着で、時々暴走気味になる片喰を上手く宥めている。
片喰と同じく、宗教都市の在り方に疑問を抱く。
石原玲奈 <Rena Ishihara>
team
喜屋武蓮 <Ren Kiyatake>
team
――as 飛良(ひら)
片喰・サギリの部下の學生運動家。
セツと同じ女子大學に通っている。
お調子者でおっちょこちょいな性格だが、どこか憎めない。
名門女子大に通う息苦しさや宗教都市・京都の生き辛さを感じており、
閉ざされ続けている京都の門が開放されれば
自分も生きやすくなるのでは、と考え學生運動家になった。
Staff
脚本/演出:赤星ユウ(レティクル東京座)舞台監督:髙橋亮(Outside)
舞台美術:門馬雄太郎
照明:若原靖(LICHT-ER)
音響:田上篤志(atSound)
音響補佐:太田智子
サンプラー:沼瞭那
作曲/編曲:小松原諒子(平熱43度)
ミックスエンジニア:神田浩暉
作詞:赤星ユウ(レティクル東京座)
衣裳:杉澤香織
衣裳補佐:渡部由里絵
ヘアメイク:林美由紀
カラコン・メイク用品提供:アイトルテ
宣伝美術/デザイナー:田中ユウコ
イラストレーター:対地
スチール撮影/バクステ撮影・編集:渡邊圭(モノガタリ)
殺陣:大岩主弥
振付:雨宮慎太朗(レティクル東京座)
振付補佐:星秀美・シミズアスナ(以上、レティクル東京座)
小道具:古俣晨(レティクル東京座)
演出助手:矢光翼
制作:吉乃ルナ
票券:しむじゃっく
当日運営:福岡彩香
協力:白樺汐
プロデューサー:渡邊圭・増野光晴(以上、モノガタリ)
企画/製作:レティクル東京座
制作協力 (50音順)
RMEOutside
:Aqua mode planning:
ACT.OZ
atSound
アル・シェア
エスエスピー
御手洗倶楽部
guizillen
希楽星
サンミュージックアカデミー
サンミュージックプロダクション
ジャスティスジャパンエンターテイメント
進戯団 夢命クラシックス
style office
タイムリーオフィス
ハダカハレンチ
パワー・ライズ
平熱43度
モノガタリ
大和プロ
山本太陽事務所
山本ラ・フランス
LIVEDOG
LICHT-ER